船橋二和病院からのお知らせ

2026.06.04 医療コラム

OTC類似薬の自己負担額が拡大します

5月29日、参議院で「健康保険法等の一部を改正する法律案」が可決され、成立しました。

主な改正内容としてOTC類似薬の保険給付の見直しが含まれています。

20273月より77成分・1100品目の医療用医薬品の薬剤費の25%が保険外となる予定です。

 

政府は「市販薬を利用している患者との公平性」を理由に挙げていますが、受診が必要な患者に追加料金のペナルティを求める道理はありません。

 

OTC類似薬を処方された患者さんの窓口負担は増加することになります。通常の窓口負担3割分の他、薬剤費の25%が特別料金として徴収されます。これにより薬剤費の47.5%が実質自己負担となり窓口での支払額が上昇します。

OTC類似薬は、解熱鎮痛剤、アレルギー薬、胃腸薬、皮膚科用塗り薬、湿布薬、漢方薬など、日常診療で頻繁に使う薬です。
今回の改正ではOTC類似薬の保険適用除外は見送られましたが、特別徴収する医薬品の対象はまだ決められていません。

今後範囲が拡大され、窓口負担が増大する可能性があります。



副作用のリスクが心配

政府はセルフメディケーション(軽度の体調不良や病気・けがは自分で対処する)を推進しています。
OTC類似薬を自己判断で服用するのは副作用等のリスクが発生します。誤った薬の使用や相互作用により、健康被害の拡大につながる恐れもあります。


いのちにかかわるOTC類似薬の保険適用除外とは…|船橋二和病院

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