船橋二和病院からのお知らせ

2024.07.15 医療コラム

熱中症にご用心

内科 飯田真由医師
夏本番、これからの季節は熱中症にご用心です。

昔よりも熱中症になりやすい
地球温暖化に伴い、千葉県の気温も上昇傾向にあり、調子気象台では日中最高気温が30度以上になる「真夏日」が10年で1.5日増えています。ですので、昔と同じ気持ちでいると、現在の方がより暑いため熱中症になりやすいです。

熱中症にならないために

熱中症の予防には、「暑さを避けること」「脱水に注意すること」が大切です。

・外出時は日陰や涼しい場所を選び、無理せず適宜休憩しましょう。

・室内で過ごす時には、カーテンを閉めて窓からの日差しを遮りましょう。

・網戸を利用して風通しをよくし、それでも暑い時には我慢せずに冷房を使いましょう。

・衣類は汗を吸い、乾きやすいものを選びましょう。

・水分は、「のどが乾いたら飲む」ではなく、「のどが渇く前から」こまめに補給しましょう。

・アルコールは、尿の量が増えて逆に脱水になりやすくなってしまうので、水分補給としては摂取ないようにしましょう。

・スポーツドリンクは塩分や糖分を含むため。腎臓病・心臓病・糖尿病の方は注意が必要です。主治医に相談してください。

熱中症になったときは

熱中症は、早めに症状に気がついて、適切に対応することが必要です。めまい、顔のほてり、筋肉痛、けいれん、吐き気などの症状が出たら、涼しい場所に移動し塩分や水分を摂取しましょう。症状が改善しなかったら我慢せず病院を受診しましょう。

一覧に戻る

患者さま・医療関係者のみなさまへ

患者さまがよくご覧になられるページをご案内いたします。
確認する

ご案内

PAGETOP