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2019.06.01 医療コラム

ケガを回避するには①

ケガを回避するには①

こんにちは、日常生活におけるケガの回避について今回は、外に出てからのお話です。
要注意は自転車です。ご自身が載る立場の時も、そうでないときもです。暗い道を走行するときは必ずライトをつけましょう。周囲の人に自分に気づいてもらう事も大切です。黒っぽい服を着ている歩行者はかなり見にくく、相当近づいて『ドキッ!』とすることがあります。暗い道で自転車走行中、歩行者と正面衝突して転倒し、肘を骨折した人もいました。
 歩道と車道の間の段差とほぼ平行に走行したまま乗り越えようとしての転倒は少なくありません。曲がるときは、ブレーキをかけながらはいけません。曲がり角に入る前にゆっくりとブレーキをかけるなどして十分に速度を落とし、曲がっている際中にはブレーキをかけないことが大切だと思います。ブレーキをかけていると、自転車の車輪の自由度が下がるため、バランスをくずしやすくなってしまいます。見通しの悪い曲がり角では曲がった先に注意するのは当然ですが、曲がる直前に向こうから自転車や走っている人に差し込まれることもあるので要注意です。止まっている自動車のドアが急に開くこともあるので気を付けたいものです。
 道路で気になる車をよけたり、やり過ごすと、そこで安心してしまいがちですが、その車の影にもう一台いるかもしれません。これを『一台去って、また一台』と言います。車止めにも要注意です。思わぬ所にあって、躓くことがあります。(また次回まで)   
         整形外科 医師 大井康二

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