船橋二和病院からのお知らせ

2019.04.01 医療コラム

医療コラム なるべく整形外科的な雑談②

なるべく整形外科的な雑談②

整形外科の大井です。今回は少し膝について話してみたいと思います。
膝は言うまでもなく、歩くためにとても大切な部位で、痛みが生じやすいところでもあります。ある程度年齢を重ねた方に圧倒的に多いのが、変形性膝関節症です。関節を構成する骨の表面は軟骨で被われており、本来とても滑らかです。これが長年に渡る負担で摩耗し、毛羽立ち、更に進行すると一部は欠損して、その下の骨が露出したり、その骨自体にまで傷が及んだりもします。傷みの程度の軽いものは歩きはじめなど、動作開始時に疼痛を感じますが、動いていると治まってきます。少し進行すると歩行中など、負荷がかかっているときにはずっと痛みを感じます。更に進行すると荷重時、ときには安静にしているときにも強い疼痛があり、屋内の生活にも支障をきたします。 
この変形性膝関節症の病態には、遺伝的な下肢の形態(O脚、X脚等)の他、体重、筋力が大きく関わっています。筋力が弱いと荷重の多くを軟骨で被われた関節画で支えることになってしまうのです。日本人の場合、内側の軟骨が擦り減ってしまうことが多く、内側の軟骨の摩耗 → O脚の進行 → 内側への負担の増大 → 更なる内側の軟骨摩耗という悪循環に陥り、病状が進行してしまいます。体重の管理(肥満の回避)、適度な運動(膝周囲筋トレ等)、なるべく早期の受診が大切と考えます。  (つづく)
                             整形外科医 大井康二

船橋二和病院・ふたわ診療所 整形外科のページはこちらです。興味のある方はクリック

なるべく整形外科的な雑談②

一覧に戻る

患者さま・医療関係者のみなさまへ

患者さまがよくご覧になられるページをご案内いたします。
確認する

ご案内

PAGETOP