二和病院では、地域の健康友の会と一緒に多職種スタッフが地域のご高齢な方のお宅に伺い、医療や生活の心配事等を聞き取る「高齢者訪問」を実施しています。今回は初期研修医1年目の医師が参加し対話してきました。
二和病院周辺の地域は新しい住宅街も増えてきましたが訪問先の高齢者は80歳以上の方ばかりで、いずれも昔からある住宅地です。特徴的なのは坂や土地の高低差があること、そのため道路から玄関までも階段があるようなお宅ばかりです。また最寄り駅からも離れており自家用車がなければ買い物などにも苦労がありそうに思われました。
今回お伺いした3件はご夫婦で生活しており、快く対応してくださる方ばかりでした。ご夫婦でコミュニケーションがしっかり取れており、日常生活を送ることについては問題ない人ばかり。
高齢者訪問に参加した医師は「普段の病棟や外来の時に患者さんの生活まで立ち入って話しを聞くのは難しいし、今回のような訪問では病気以外の心配も聞きやすい状況だと思う。病棟で患者さんを診るときも、今日のような視点を意識したい。地域的にアップダウンが多い場所なので、訪問した方々が今は大丈夫でもこれから先の生きづらさを感じた。」という振り返りをしていました。
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