リハビリテーション科/医療活動・各科紹介
診療内容・特徴 詳細を見る
当院は中規模の急性期病院ながら、31床の回復期リハビリテーション病棟を持ち、特にリハビリテーションに力を入れている病院です。回復期リハビリテーション病棟だけでなく、急性期病棟でも、超急性期から廃用症候群などの合併症を防ぎながら、共通の方針のもと多職種からなるチーム医療を展開しています。リハビリ医療には、常勤医師3名、非常勤医師1名、PT18名、OT9名、ST2名、MSW5名、看護師他スタッフが携わっており、脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)、呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)、心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)、回復期リハビリテーション病棟入院料1、重症患者回復病棟加算、休日リハビリテーション提供体制加算を算定しています。
当院リハビリテーション科の特徴は、回復期リハビリテーション病棟はもちろん、急性期病棟にも1チームリハビリテーション科の病床を有していることです。リハビリテーション科医師は超急性期の段階から、主治医として患者さまを受け持ち、診断から急性期治療、合併症管理、予後予測からリハプログラム作成、リスクマネージメント、患者家族とチームの方針共有、退院支援、退院後の外来管理など、一貫して関わります。特に脳卒中治療については、急性期リハチームと回復期リハ病棟で一つのストロークユニットとして機能することを目指しています。また、摂食嚥下リハビリテーションには栄養科やNSTとも連携し力を入れており、他科入院中の患者さまにもリハ担当医として介入します。
さらに、病院内での医療にとどまらず、地域リハビリテーションの理念を重視し、院内の療養型病棟、デイケア、在宅部門、外来部門はもちろん、地域の病院やクリニック、ケアマネージャーや各事業所と共同して、地域の中で患者さまを支援していくことを重視しています。
小児科リハビリテーション医を中心に、小児のリハビリテーション患者さまや脳性麻痺などの患者さまの外来リハビリテーションを積極的に行っているのも特徴です。
取得できる資格 詳細を見る
日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医・日本リハビリテーション医学会認定臨床医(日本リハビリテーション医学会研修施設)
日本内科学会認定内科医・日本内科学会総合内科専門医(日本内科学会認定医制度教育病院認定)
経験できる症例、検査など 詳細を見る
経験できる症例
- 脳卒中(診断、急性期治療、リハビリテーション)
- 外傷性脳疾患、急性脳症後のリハビリテーション
- パーキンソン病など神経変性疾患のリハビリテーション
- COPD、肺炎等呼吸器疾患のリハビリテーション
- 誤嚥性肺炎の治療とリハビリテーション
- 急性心筋梗塞、心不全、大動脈瘤術後など心大血管病変のリハビリテーション
- 慢性関節リウマチなど炎症性疾患のリハビリテーション
- 脊髄損傷のリハビリテーション
- 切断(主に下肢)のリハビリテーション
- 大腿骨頸部骨折術後、人工関節置換術後など整形外科疾患
- 脳性まひ(主に小児)のリハビリテーション
- 義肢装具の処方とリハビリテーション
検査
- 嚥下造影 週3~4件以上
- 嚥下内視鏡 週1~2件
- 装具外来 週1回
- 診断書外来 月2~3回
- リハ科専門外来 週2~3回
- 訪問診療 月1回
スタッフ紹介 詳細を見る
| 科 長 |
| 科 長 |
安 浩義 | 日本リハビリテーション学会会員、日本内科学会会員 |
近藤 克則 | 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医、日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科認定医 |
研修医・医学生のみなさんへ 詳細を見る
リハビリテーション科医師の関わる範囲は多岐にわたります。リハ科医師になるためには、特別な医療技術や資格は必要ありません。しかし、総合診療能力、リスクマネージメント能力、コミュニケーション能力やチームマネージメント能力などが要求され、さらに疾患や障害ではなく患者さまを全人的にとらえることや、様々な価値観を受け入れるしなやかさと、困難に諦めることなく取り組む姿勢が求められます。当院ではリハビリテーション科の研修だけでなく、内科はもちろん、小児科や外科、産婦人科、さらに精神科といった各科の研修が可能で、外来研修にも力を入れているため、リハ科医師に求められる総合診療能力を身につけることが可能です。また職種の枠を超えてスタッフを育てることを視野に、多職種による様々な学習会や研修が行われており、研修医自身が講師となることもあります。その中でリハ科医師に要求されるコミュニケーションスキルやマネージメント能力を身につけていくことができています。精神科リエゾンや臨床心理士との協力や、NSTなどリハビリテーションを支える部門も充実しています。また、退院支援でも在宅介護支援センターや訪問看護ステーション、外来部門、デイケアなどの部署が院内に併設されており、急性期から外来まで一貫したリハ医療を学ぶことができます。
高齢化や医療の進歩で様々な疾患や障害を抱えながら地域で生活する方が増えており、その方々の生活を支えるために、リハビリテーションの視点を持った医療が強く求められています。地域のリハビリテーション医療の一翼を一緒に担ってくれる仲間を募集しています。リハビリテーション科を目指す方の後期研修だけでなく、他科を目指す初期研修医の方にもリハビリテーション科研修を是非お勧めします。


