お知らせ

オプショナルスクリーニング検査のご案内

ブログ

オプショナルスクリーニング検査のご案内

日本では、生まれてくるすべての赤ちゃんに対して、治療しないと命に関わるような重い障害を引き起こす可能性のある先天性の病気について、新生児マススクリーニングという検査が行われています。

この検査は、厚生労働省などの指導のもと、各自治体が実施する公的な事業で、主に先天代謝異常症など19~20種類の疾患が対象となっています。

オプショナルスクリーニングとは?

オプショナルスクリーニングは、上記の新生児マススクリーニングでは対象とされていない疾患に対して行う、有料の追加検査です。

以下のような条件を満たす疾患が対象です。

①     有効な治療法がある。

②     高精度のスクリーニング検査が可能である。

③     先天代謝異常症の中でも比較的に患者数が多い。

④     発症前に見つけることで、治療効果が高まり、症状の予防や重度の障害を防ぐことができる。

⑤     通常の診療では見つけにくい、特徴的な初期症状がない疾患である。

 

将来的な健康リスクに備え、病気の早期発見・早期治療のために、お子さまへの検査をおすすめしています。

対象疾患(12種類)

ムコ多糖症Ⅰ,Ⅱ,ⅣA,Ⅵ,Ⅶ型
ファブリー病(男児のみ)
ポンペ病
副腎白質ジストロフィー(男児のみ)
ゴーシェ病
ニーマン・ピック病A/B型
クラッベ病
アデノシンデアミナーゼ(ADA)欠損症

検査費用

11,000円

※対象疾患に男児のみの検査がありますが、費用は男女共通です。

申し込み方法

妊婦健診中に検査のご案内パンフレットと同意書兼検査申込書をお渡しします。内容をご確認の上、ご署名していただき、出産時の入院時にご提出ください。

検査方法

新生児マススクリーニングと同様に、出生後入院中に赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取します。

結果のご報告

産後1か月健診時に小児科医より検査結果をお伝えします。

万が一、異常が疑われる場合は、専門的な診断・治療が可能な医療機関をご紹介します。

 

検査機関

アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)

ご不明な点がございましたら、スタッフまでお気軽にお尋ねください。

ご家族と赤ちゃんの健康を守るために、ぜひご検討ください。

お知らせ一覧へ