立ち合い出産の現在の形
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~立ち合い出産の現在の形~
二和病院では、2022年10月から立ち合い出産を1名に限り再開しました。パパが立ち会われることが多いので、今回はパパに向けてのメッセージです。
出産のときのパパの存在は、ママにとってとても大きいですし、居てくれるだけで心の支えであることに間違いありません。どうぞ、妊娠中からご夫婦一緒に様々な準備を進めて頂き、赤ちゃん誕生のその日を待ちましょう。
ママが入院したら、まずは陣痛室で様子を見ます。陣痛室で過ごす時間は個人差が大きく、短くて数時間、長いと数日間かかります。初産婦さんですと殆どの方が、長い時間を陣痛室で過ごすことになります。
そして、もう少しで出産となったらいよいよ分娩室です。立ち合い出産の場合は、この頃にパパに病院に向かって頂きます。病院から連絡があったら、落ち着いて来院してください。
入院してすぐの頃は、ママがパパに連絡をする余裕があるかもしれません。「だいぶ痛いよ、今子宮口〇cmだよ、しんどいよ。」など、陣痛と陣痛の合間に、ママから連絡があるかもしれません。でも、徐々にその余裕はなくなってきますので、連絡が取れなくなったらそういうことだと思いましょう。
また、分娩進行中の緊急事態は誰に起こってもおかしくありません。その場合も、必ずご連絡しますので、いつでも電話に出られるようにしておいて下さい。
最近は、「上の子の時にはコロナで出来なかったけど、今回はじめて立ち合い出産が出来て、満足いくお産になりました。」と言われる経産婦さんも多くいらっしゃいます。コロナ禍の妊娠・出産をこれからもサポートできればと思います。
最後に、出産に立ち会ったパパもそうでないパパも、命がけで出産したママを労わって、沢山褒めて、いっぱい話を聞いてあげて下さいね。
※立ち合い出産や面会等、最新の詳しい状況は、都度スタッフにお尋ね下さい。感染状況により変更になっている可能性があります。
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